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読書日記
最近めっきり書かない日々が続いておりました。
まぁ、誰も見てないだろうからイイのだが。さて。
読書感想なぞを。

最近興味ある1冊を読む。
「飛行症候群」てやつ。そんなに長いものでもないのですんなりと読めたのだが。
作者が書いた当初は高校生らしいので、なるほど。
高校生らしい。いつから大人になったのかは解らない自分だが、もうこんな発想と感性ではモノを捉えれないのにちょっと痛い気持ちになる。
昔は大人にはわかりはしないとたかを括っていた事も自分が大人になると薄れ、
なぜそこまで自分が拘っていたのかも霧散してしまう。

さて、物語は。
ハルと名乗る少年が、様々な人と接触してはこう問い掛ける。
「ソラ、トビタクナイ?」
その言葉に惹かれ惑わされるようにそれを聞いた人は勢い良く空にダイブするのだが、勿論結果は死、しかない。
人は飛べぬ。でも飛びたいと思うのは古から変わらぬ思いだが。
そのハルの言葉を聞いて、双子――空と創の母親は空に飛んだ。
双子特有の絆が文中では良く出てくる。あたかも練習したようにピッタリとハモッたり。考えや行動が直感的に同調すること。
兄弟でもありえないことを、普通に自然にやってのけるふしぎな存在。
そんなふたりのささやかではあるが何事もない平穏をそのハルの登場で脆くも崩れ去る。最後は、再び双子の絆を示して一応物語の幕はいったん閉じるのだが。
ハルも、快楽的に人を殺しているわけではない。
間接的にしろ、人の投身自殺を煽ってるのはまぎれもなくハルなのだが。
ハルもまた苦しんで苦しんで、その結果でた答え。
それが最良とはいえない答えだが、出さなければハル自身が消滅してもおかしくない状況だった。
普通にニュースに毎度のこと流れる殺人事件。
ある意味、そんな日常茶飯事なことになれてしまった我々は上の空であるが、
自分もまた、やっぱり関係ないこと。ありきたり。毎度の事として流している。
なんだかその現実が、怖く感じた一瞬だった。
当たり前、当たり前。その感覚がとても怖い。
自分に投身自殺願望はないが昔は、自殺願望は多々あった。
だが、どんな手法を用いても害はあって一利もないことに凹んだ。
だから今は、あまり死にたいとは思わないのだが。いや、死にたいとも思わないのだが。色々と昔を思い出してしまう1冊。
| 読書 | 09:57 | comments(1) | trackbacks(0) |
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コメント
>まぁ、誰も見てないだろうからイイのだが。
 パソつける度に覗いてたょ(´・ω・`)
うちも黙々と 読書してるゎー。
気分転換になったりもする気がするし。
| まりぇ | 2005/04/17 12:23 AM |
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